夏の魔術 [本・雑誌]
田中芳樹の本を読むのはこれで3冊目、書店でタイトルに惹かれ棚から手にとってみるとカバーの絵がなんともいい、パラパラめくって”あとがきがわりの対話”のところを読んでみた。するとこの本はシリーズの1作目らしい・・・「窓辺には夜の歌」、「白い迷宮」、「春の魔術」と続くらしい・・・面白そうなのでとりあえず買ってきたが、なかなか読めずにいた。最近電車に乗る機会を得たのでやっと読むことができた。読み始めて、初めてこの本がファンタジック・ホラーだということに気がついた。実際にはありえないことだが、もしかしたらありえるかもと思えてしまう(解説には現実と幻想の融合とか書いてあった)内容だ。読み終えて改めてシリーズの第1作目ということを感じた。主人公の少年と少女が奇怪な体験をして何か不思議な力を得たらしい・・・・・・次が読みたい。
コメント 0